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赤血球をつくる(改訂版)-エリスロポエチンを追って-
1993年 / カラー / 25分
赤血球産生調節因子であるエリスロポエチンが、遺伝子組み換えの技術によって医薬品として開発され、腎性貧血の治療に役立つまでを、血球産生をとらえた貴重なミクロ撮影をまじえて描いた作品。
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老化と癌 -発癌の予防を考える-
1993年 / カラー / 18分
老化による免疫能の低下は癌を多発させる。癌の化学療法や放射線療法に伴う免疫能の低下もまた、癌細胞の発生を許してしまうことがある。老齢マウスを用い癌細胞の肺転移と腫瘍形成の姿をとらえ、発癌と免疫能の関係を解明し、癌予防への手がかりを探る。
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ジャイロ・そのふしぎな力 -風の揺れを防ぐ-
1992年 / カラー / 13分
企画 大成建設株式会社
超高層ビルやタワー等の建造物の軽量化にともなって、風による振動が、快適な空間づくりのうえで解決すべき問題となってきている。ジャイロの力を利用した制振装置ジャイロスタビライザーと…
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白血球(改訂版)-その増殖・活性化因子G-CSFを求めて-
White Blood Cells
1991年 / カラー / 27分
白血球は、細菌などによる感染から私たちの体を守る生体防御にはたらくが、その大部分を占める好中球は、特に先兵ともいえる…
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急性胃病変の臨床
1988年 / カラー / 25分
急性胃病変の成因には、飲食物、精神的ストレス、薬剤、血管性変化の4つがある。それらが複合して発症することも多い。その症例を内視鏡観察によってくわしく解説し、合わせて治療のポイントや生活の中で注意すべき点をわかりやすく説明…
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癌免疫のしくみ
1976年 / カラー / 28分
癌細胞の増殖に対して、生体は何らの抵抗も示さないのだろうか。映画は、癌固有の抗原の存在をまず解説し、免疫系細胞が癌細胞を破壊する様子をミクロの映像で記録することによって癌免疫のしくみを明らかにする。そうした癌免疫を治療に生かすことによって…
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奄美の森の動物たち -自然をさぐる-
1975年 / カラー / 27分
企画 日本学術振興会
奄美、沖縄を含む南西諸島は、アマミノクロウサギをはじめ世界でも類例のない特異な動物相を示している。この映画は、病虫害研究のため赴任した一青年研究者が、奄美の原生林に分け入り…
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森林は生きている 第2部 森の生物たち
1971年 / カラー / 24分
企画 一般社団法人 日本森林技術協会
もの言わぬ静かな森林、しかしそこには熾烈な生存競争がある。森林の消費者、昆虫やけもの、彼らもまた食物連鎖によって結ばれ、互いに抑制し合い、森の命を保っている。そこには眼に見えない…
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森林は生きている 第1部 森のおいたち
1971年 / カラー / 26分
企画 一般社団法人 日本森林技術協会
日本の森林はどのようにして生まれてきたか、桜島の溶岩台地、尾瀬沼などを例に、森林の発生と生長のドラマ(遷移)を、そこに住む動物たちとの共存生活をまじえながら説きあかしていく…
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生命のしくみ -生化学の進歩から-
1964年 / カラー / 30分
生命現象を、互いに関連し合う化学反応の連鎖として捉える。生体エネルギーの生産の場であるTCAサイクルとタンパク質代謝の後発生するアンモニアの浄化機構である尿素サイクルの二つが、見事な調和のもとに代謝、自動制御と巧妙に絡み合っていく様を解説する。