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C型肝炎 -その本態解明・治療向上を目指して-
2005年 / カラー / 23分
C型肝炎ウイルスHCVは、その遺伝子が発見された後もその本態に多くの謎が残され治療を阻んできた。ここではHCVの遺伝子を持ったマウスを観察することでC型肝炎発症のプロセスを細胞レベルで…
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幹細胞とニッチ -見えてきた造血幹細胞のすみか-
2004年 / カラー / 20分
骨髄移植や再生医学においてすべての細胞のもとになる幹細胞が幹細胞のままその能力を維持できる生体内の場所が大きな意味を持っている。その場所を「すきま」という意味でニッチと呼んでいる…
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赤血球造血の謎 -アポトーシスからの考察-
2003年 / カラー / 18分
アポトーシスによって死んだ細胞を貪食するマクロファージ。そのマクロファージがもっている消化酵素が赤血球造血のしくみに大きく関わっていることが分かってきた。謎が謎を呼ぶミステリーのような展開で研究が進んでいく様子を紹介し、先端の研究は…
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骨髄の世界 -造血幹細胞のすみかを探る-
2002年 / カラー / 18分
近年、骨髄は、血液細胞のみならず肺、肝臓、腸管等の再生にも寄与する幹細胞のすみかとして注目されている。クラゲの発光遺伝子を組み込んだ蛍光マウスの幹細胞を移植されたマウスの骨髄を観察、また幹細胞を標識するGATA-2という遺伝子が発現すると…
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幹細胞研究が導く再生医学 -21世紀の先端医療をめざして-
2001年 / カラー / 20分
心臓や肝臓などの臓器、神経や血管などの組織を再生し、治療に役立てようとする再生医学。そのおおもとにはすべての細胞のもとになる幹細胞の存在がある。その研究の進展を支えてきたのは…
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胆道感染症を探る -その感染経路と病態-
1999年 / カラー / 13分
高齢化に伴う胆道疾患の増加での胆道感染症が注目されている。ここでは胆道感染症について、その起炎菌と感染経路を生体の臓器、組織レベルで生きた細菌の動態を捉え、それが巻き起こす病態を貴重な顕微鏡映像によって明らかにする。
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バイオイメージング -生命への探索 アーカイブ-
1999年 / カラー / 25分
顕微鏡撮影によってとらえた生命現象の生体内観察や臨床検査画像を、3D-CGなどの映像で再構築した「生命の探索アーカイブ」。最先端のライフサイエンスの研究成果を…
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造血の起源を求めて -臍帯血移植の可能性-
1999年 / カラー / 15分
すべての血球の起源になる造血幹細胞は、いつ、体の中のどこに出現するのだろうか?血球になったときに光る蛍光遺伝子組み換え動物の細胞を使って、幹細胞の起源を胎生期にさかのぼって探求する。また胎盤やへその緒の血液の中に残る幹細胞を幹細胞移植に…
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白血病細胞 -治療の経過を追って-
1998年 / カラー / 13分
多くの白血病は化学療法や骨髄移植の進歩によって治療可能な疾患となってきたが,その原因とされる白血病性幹細胞にはまだ未知の部分が多い。治療前の患者さんの骨髄の細胞と化学療法後の患者さんの骨髄細胞を顕微鏡撮影によって観察し、治療の成果を…
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呼吸器感染 -その病態に迫る-
1998年 / カラー / 10分
呼吸器感染は主に気管と肺が舞台となる。感染菌が気道を侵入する様子およびこれまで撮影が困難とされていた肺野(肺胞)の中で増殖する起炎菌の姿を映像によって捉えた。さらにそれらの菌が抗生剤によって伸長化し死んでいく治療の経過をとらえ…