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よみがえる明日館 -フランク・ロイド・ライトのおくりもの-
2002年 / カラー / 43分
ライトの設計による貴重な近代化遺産として、国の重要文化財の指定を受けた明日館は、3年の歳月をかけて保存のための根本修理が行なわれた。建物を利用しながらの保存をはかるため、随所に…
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ライトのおくりもの -自由学園明日館保存のための解体-
2000年 / カラー / 39分
重要文化財を活用しながら後世に残すという、文化財の動態保存の指定を受けた明日館の、再生に向けての解体工事が始まった。大都会の真ん中に生き残るこの建物には、想いを寄せる多くの人…
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狂言・野村万蔵 -技とこころ-
1999年 / カラー / 50分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の古典喜劇、狂言。現代の和泉流を代表する狂言師、人間国宝の七世・野村万蔵の魅力あふれる舞台を通して、「狂言とは何か」、さらには万蔵の後継者への芸の伝承の稽古も見ながら…
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座敷舞の魅力 -舞の心-
1999年 / カラー / 33分
企画 国立劇場
歌舞伎舞踊から発生し江戸で発展した「踊り」に対し、花街の座敷や御殿の中で育った京都・大阪を中心とする「舞」は、上方舞と呼ばれる。その風土の中で独自の風格と気品を育ててきた座敷舞…
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文楽への誘い
1998年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
人形浄瑠璃・文楽は、義太夫節を語る太夫と、三味線、人形の3つが一体となり、人間の感情や心理を描く舞台芸術である。現代の文楽を代表する名人たちによる近松門左衛門作の2つの舞台を…
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みちのくの鬼たち -鬼剣舞の里-
1996年 / カラー / 36分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
北上川流域の岩手県中部から南部にかけて、長い間農民たちによって伝承されてきた鬼剣舞(おにけんばい)。国の重要無形文化財の指定を受けた4つの鬼剣舞のうち、衣川村の「川西念仏剣舞」に…
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狂言鑑賞入門 棒縛・宗論をみる
1996年 / カラー / 33分
企画 国立能楽堂
日本の古典喜劇・狂言は、実際に観てみると、わかりやすくおもしろい。貴重な古典芸能との出会いの場として「棒縛」「宗論」を取り上げ、みどころを絞りその魅力をわかりやすく解説。
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都市はじめて物語 -モダン昭和の東京-
1995年 / カラー / 30分
企画 大成建設株式会社
関東大震災後の昭和初期の東京は、現代の都市生活の原型が出揃った時代だった。現存する1920年代の建造物を中心に、当時の風俗もところどころに再現し、記録フィルムや劇映画の一場面も…
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歌舞伎の魅力 -かつらと床山-
1995年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
登場人物の役柄や性格をピタリと決めるかつらは、衣裳や隈取りなどとともに、歌舞伎の様式美を構成する重要な役割を担っている。実際の舞台や江戸時代の錦絵をまじえて、その役割と歴史を見て…
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津軽のイタコ
1994年 / カラー / 37分
企画 国立歴史民俗博物館
「イタコ」とは、東北地方を中心に死者の霊の「口寄せ」を主な仕事としてきた女性たちのこと。民衆の暮らしの中に守り伝えられてきたイタコ習俗も、時代の流れとともに後継者もなくなり…