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野村万作から萬斎、裕基へ
The Living Tradition of Nomura Kyōgen: From Mansaku to Mansai to Yūki
企画 公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団
室町時代からの長い歴史をもつ伝統芸能『狂言』。 代々受け継がれてきた狂言の演目をさらに緻密に考察し、魅力を伝え続けてきた狂言師 野村万作は、 その揺るぎない技法と円熟味のある芸によって2007年、重要無形文化財各個指定保持者(人間国宝)に認定された。
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狂言・野村万蔵 -技とこころ-
1999年 / カラー / 50分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の古典喜劇、狂言。現代の和泉流を代表する狂言師、人間国宝の七世・野村万蔵の魅力あふれる舞台を通して、「狂言とは何か」、さらには万蔵の後継者への芸の伝承の稽古も見ながら…
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座敷舞の魅力 -舞の心-
1999年 / カラー / 33分
企画 国立劇場
歌舞伎舞踊から発生し江戸で発展した「踊り」に対し、花街の座敷や御殿の中で育った京都・大阪を中心とする「舞」は、上方舞と呼ばれる。その風土の中で独自の風格と気品を育ててきた座敷舞…
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文楽への誘い
1998年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
人形浄瑠璃・文楽は、義太夫節を語る太夫と、三味線、人形の3つが一体となり、人間の感情や心理を描く舞台芸術である。現代の文楽を代表する名人たちによる近松門左衛門作の2つの舞台を…
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狂言鑑賞入門 棒縛・宗論をみる
1996年 / カラー / 33分
企画 国立能楽堂
日本の古典喜劇・狂言は、実際に観てみると、わかりやすくおもしろい。貴重な古典芸能との出会いの場として「棒縛」「宗論」を取り上げ、みどころを絞りその魅力をわかりやすく解説。
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歌舞伎の魅力 -かつらと床山-
1995年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
登場人物の役柄や性格をピタリと決めるかつらは、衣裳や隈取りなどとともに、歌舞伎の様式美を構成する重要な役割を担っている。実際の舞台や江戸時代の錦絵をまじえて、その役割と歴史を見て…
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歌舞伎の魅力 -義経千本桜に観る 立廻りの美-
1992年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
歌舞伎の立廻りは、江戸時代から「タテ師」により、血なまぐさい闘争の場面にとんぼや見得などを織り込み、おおどかに美しくみせる工夫がなされてきた。映画は、義太夫狂言三大名作の1つ…
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歌舞伎の後見
1992年 / カラー / 44分
企画 国立劇場
歌舞伎の独特な様式として、舞台の演技者以外に、後見と呼ばれる人物が登場する。華やかな女方や立役に目が向きがちな舞台の上で、後見は役者と息を合わせてその演技を助ける。舞台や…
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世阿弥の能
1991年 / カラー / 49分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の古典演劇・能の基本を確立し、現代にもなお発展し続けるほど能の生命力を高めたのが、世阿弥元清である。幼い頃より古典の教養を身につけ、将軍・足利義満の庇護のもと、父・観阿弥の…
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歌舞伎に生きる 女方への道
1982年 / カラー / 45分
企画 国立劇場
歌舞伎の華である「女方」の基本は、まず女の身体をつくることから始まる。独特な形やしぐさを身につけ、内面の深い理解にまで…