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よみがえる明日館 -フランク・ロイド・ライトのおくりもの-
2002年 / カラー / 43分
ライトの設計による貴重な近代化遺産として、国の重要文化財の指定を受けた明日館は、3年の歳月をかけて保存のための根本修理が行なわれた。建物を利用しながらの保存をはかるため、随所に…
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ライトのおくりもの -自由学園明日館保存のための解体-
2000年 / カラー / 39分
重要文化財を活用しながら後世に残すという、文化財の動態保存の指定を受けた明日館の、再生に向けての解体工事が始まった。大都会の真ん中に生き残るこの建物には、想いを寄せる多くの人…
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都市はじめて物語 -モダン昭和の東京-
1995年 / カラー / 30分
企画 大成建設株式会社
関東大震災後の昭和初期の東京は、現代の都市生活の原型が出揃った時代だった。現存する1920年代の建造物を中心に、当時の風俗もところどころに再現し、記録フィルムや劇映画の一場面も…
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木組の技 -萬満寺本堂建立-
1988年 / カラー / 32分
企画 大成建設株式会社
日本が世界に誇り得る伝統的な技術の1つ、宮大工(神社仏閣などの建築を専門とする大工)による木造寺院建築は、近年、木材入手難、職人不足などから、その事例は極めて稀になっている…
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利休の茶
1988年 / カラー / 47分
堺の豪商の家に生まれ、豊臣秀吉に仕えた千利休は、侘びの茶の湯を完成させていった。映画は、映像としてはじめて本格的な資料にもとづいて、利休の茶の世界へ、造形の面から迫ろうとするものである。
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よみがえる光琳屋敷
1986年 / カラー / 35分
企画 MOA美術館
江戸時代中期の代表的な画家・尾形光琳は、国宝「紅白梅図屏風」、同「燕子花図屏風」など、かずかずの傑作を残している。映画では、光琳自筆の絵図面に基づいて復元された光琳屋敷の…
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縄文土器
1979年 / カラー / 24分
企画 東京国立博物館
私たちの祖先は、世界の先史時代にも類のない、粘土による豊かな造形を行なった。縄文土器である。土器の形や文様、装飾から、それを作った人々の暮らしや心を窺い知ることができる。映画は…
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日本歴史の流れ
1977年 / カラー / 33分
縄文時代から現代までの悠久たる日本歴史を、映画ではじめて通史としてとらえた。飛鳥・奈良時代の中国文化の摂取、平安時代におけるその日本化、安土桃山時代の南蛮文化の渡来、幕末から明治にかけての西洋文化の影響など、文化史の側面を中心に、現在に…
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絵巻
1974年 / カラー / 28分
企画 東京国立博物館
絵巻の画面に歴史をみる。平安から鎌倉へ、貴族から武家の時代へ、当時の人々がその生活と事件を絵巻の画面に描き込んだように、今、また私たちは、その絵巻の画面から歴史の大きな流れ…
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明治の洋風建築
1972年 / カラー / 28分
企画 文化庁
明治の洋風建築は、現代日本の夜明けを語る貴重な文化遺産である。新しい文明に触れた先人たちの衝撃と興奮、それに立ち向かった日本人の創意と工夫を、初期の洋風建築の様式の中に見いだす…