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土の世界から
1991年 / カラー / 32分
作物を養う基礎となるのは、土である。映画は、土本来の豊かさを探り、土の中の根の世界で繰り広げられる作物と微生物との多様な共生の模様を、豊富なミクロ映像で紹介する。作物にとってどんな土が理想的な土なのか、環境にやさしく持続可能な農業の…
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水仙月の四月
1990年 / カラー / 12分
〈N & Gプロダクション製作〉
春の訪れを告げる水仙の花が咲き出す頃、人をあざ笑うかのように冬が荒れ狂う日を、宮澤賢治は「水仙月の四日」と名付けた。この作品は、本来、人が自然のふところに抱かれた存在であることを、静かに教えてくれる。
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デザインの楽しさ
1988年 / カラー / 20分
デザインを工夫した標識や表示、絵地図などは、わかりやすいだけではなく、見る人を楽しい気持ちにさせてくれる。映画は、木工工芸家と卓上小物デザイナーの、それぞれの製作現場を紹介しながら、調和のとれたデザインを楽しむことの大切さや…
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にっぽん洋食物語
1985年 / カラー / 30分
企画 雪印乳業株式会社(現・雪印メグミルク株式会社)
幕末以来、西洋料理は日本でどのように受け入れられ、消化されていったか......。牛鍋、カツレツ、コロッケ、ライスカレーなど、複雑なフルコースの西洋料理が、一方で、米に合った簡便な一品料理へと巧みに変身し、日本人の生活にとけこんでいく。旺盛な好奇心と…
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生きている土
1984年 / カラー / 41分
25年間、無農薬野菜を作り続けてきた須賀一男さんの自然農法の記録。化学肥料や農薬を一切使わず、枯れ草やわらで堆肥を作って田や畑に還元し、自然の土壌と同じ"生きている土"を作り出す。自然のしくみを上手に再現した須賀さんの農業の方法は…
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平仮名の表現
1983年 / カラー / 20分
日本語を自由に表現できる平仮名は、書の芸術として古くから広く愛されている。易しそうに見えるが、なかなか難しく、悪い癖字を書いていることも多い。映画は、平仮名発生の歴史とその特徴や美しさ、さらに基本的な字体や筆遣いなどを解説し…
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漢字の表現 -篆書と隷書-
1983年 / カラー / 21分
書を学ぶ楽しさは書くことであり、また鑑賞することでもある。さまざまな書体の中でも、現在ふれることの少なくなった篆書と隷書は、書道芸術的に見て興味深い。映画では、篆書と隷書を主題として、漢字の発生と変遷の歴史を、遺跡や貴重な資料を追いながら…
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創立者たち -風雪に耐えて-
1975年 / カラー / 40分
企画 雪印乳業株式会社(現・雪印メグミルク株式会社)
この映画は、困難をきわめた日本の製酪業の歴史的な発展を、その創立者たちを通して描いたものである。田中正造の農本主義に感じて北海道に渡り、酪農の復興と製酪業の発展に尽くした…
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にっぽんチーズものがたり
1972年 / カラー / 27分
企画 雪印乳業株式会社(現・雪印メグミルク株式会社)
北海道の開拓とともに始まった日本の酪農の歴史をたどり、その中で先人たちの努力によってチーズが生まれ育っていく過程、さらにそのチーズが私たち日本人の食生活に溶けこむまでの知られざる物語を描く。1つの食べものについて、その歴史をたどりながら…
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道ひとすじに -若き日の吉岡弥生-
1970年 / モノクロ / 55分
この映画は、困難をきわめた日本の製酪業の歴史的な発展を、その創立者たちを通して描いたものである。田中正造の農本主義に感じて北海道に渡り、酪農の復興と製酪業の発展に尽くした…