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ねぶた祭り -津軽びとの夏-
1993年 / カラー / 34分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の北国を代表する夏祭り「ねぶた祭り」は、青森や弘前が有名だが、津軽地方では、今でも数多くのねぶた祭りが行なわれている。作品は、青森ねぶたを中心に、各地に残るさまざまな…
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舞うがごとく翔ぶがごとく -奥三河の花祭-
1992年 / カラー / 33分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
古代より日本人は、「花」には神が宿ると信じ、花に対して神秘的な感情を強く抱いてきた。愛知県北設楽地方・奥三河では、花の命の甦りを願って、霜月から正月にかけて花祭が行なわれ…
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歌舞伎の魅力 -義経千本桜に観る 立廻りの美-
1992年 / カラー / 34分
企画 国立劇場
歌舞伎の立廻りは、江戸時代から「タテ師」により、血なまぐさい闘争の場面にとんぼや見得などを織り込み、おおどかに美しくみせる工夫がなされてきた。映画は、義太夫狂言三大名作の1つ…
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歌舞伎の後見
1992年 / カラー / 44分
企画 国立劇場
歌舞伎の独特な様式として、舞台の演技者以外に、後見と呼ばれる人物が登場する。華やかな女方や立役に目が向きがちな舞台の上で、後見は役者と息を合わせてその演技を助ける。舞台や…
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世阿弥の能
1991年 / カラー / 49分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の古典演劇・能の基本を確立し、現代にもなお発展し続けるほど能の生命力を高めたのが、世阿弥元清である。幼い頃より古典の教養を身につけ、将軍・足利義満の庇護のもと、父・観阿弥の…
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秩父の夜祭り -山波の音が聞こえる-
1990年 / カラー / 34分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
周囲に屏風を立てかけるように、高い山々に囲まれた秩父盆地。秩父の村々には、近代化の波をまぬがれて、たくさんの祭りが今日まで残されてきた。映画では、今に残るさまざまな祭りや行事を…
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有明海の干潟漁
1989年 / カラー / 33分
企画 国立歴史民俗博物館
有明海は、日本最大唯一の泥状干潟であり、ムツゴロウをはじめとして、特有な魚介類が豊富に生息している。そして、この干潟の漁法には、わが国の漁撈技術の中でも特筆すべきものがあるという…
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木組の技 -萬満寺本堂建立-
1988年 / カラー / 32分
企画 大成建設株式会社
日本が世界に誇り得る伝統的な技術の1つ、宮大工(神社仏閣などの建築を専門とする大工)による木造寺院建築は、近年、木材入手難、職人不足などから、その事例は極めて稀になっている…
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利休の茶
1988年 / カラー / 47分
堺の豪商の家に生まれ、豊臣秀吉に仕えた千利休は、侘びの茶の湯を完成させていった。映画は、映像としてはじめて本格的な資料にもとづいて、利休の茶の世界へ、造形の面から迫ろうとするものである。
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よみがえる光琳屋敷
1986年 / カラー / 35分
企画 MOA美術館
江戸時代中期の代表的な画家・尾形光琳は、国宝「紅白梅図屏風」、同「燕子花図屏風」など、かずかずの傑作を残している。映画では、光琳自筆の絵図面に基づいて復元された光琳屋敷の…