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木の生命よみがえる -川北良造の木工芸-
1997年 / カラー / 33分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
木工芸の挽物で初めて人間国宝になった川北良造は、石川県山中町にしっかりと腰を据えて活躍している。挽物とは、ロクロで素材を回転させ、それに刃を当てて削り出し、椀や盆などに成型する…
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小鹿田焼
Onta Pottery
1996年 / カラー / 34分 企画 文化庁
大分県日田市皿山地区で300年近くにわたり焼造されてきた小鹿田焼は、純粋に伝統的で地域的特色が顕著な技法を今日に伝えている。
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十三代今右衛門 薄墨の美
1994年 / カラー / 36分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
十三代・今泉今右衛門は、佐賀県有田の長い伝統をもつ色絵磁器「色鍋島」の窯元に生まれた。伝統的な色鍋島の仕事を継承する一方で、その伝統技法に基づきながら絶えず色絵磁器の創作的な…
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重要無形文化財 輪島塗に生きる
1990年 / カラー / 34分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
日本の代表的な漆器である輪島塗の技術は、昭和52年に重要無形文化財の指定を受けて以来、輪島塗技術保存会の会員たちによって技術の伝承と発展がはかられ、今日に至っている。映画では…
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友禅 -森口華弘のわざ-
Yūzen The Textile: Art of MORIGUCHI Kakō
1989年 / カラー / 30分 企画 文化庁
友禅作家・森口華弘は、15歳から厳しい徒弟制度の中で職人としての技術を鍛えあげ、58歳で重要無形文化財保持者に認定された。京都の庭園で、白砂が光によってさまざまに変化する様を見て…
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藤本能道の色絵磁器 -釉描加彩-
1987年 / カラー / 33分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
重要無形文化財保持者の藤本能道は、釉彩に上絵を併用するという独自の技法「釉描加彩」を生みだし、伝統的な色絵磁器の歴史に、画期的な新局面を開いた。現代の色絵磁器の第一人者といわれ…
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芹沢銈介の美の世界
1984年 / カラー / 35分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
染色作家・芹沢銈介は、型絵染の重要無形文化財保持者。沖縄の紅型に強く影響を受けた民芸色の濃い独特の作風は、日本だけでなく、世界各地で広く愛されている。映画は、大正時代・戦中…
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呉須三昧 -近藤悠三の世界-
1983年 / カラー / 32分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
人間国宝・近藤悠三は、独自の力強い染付を特色とする陶芸界の巨匠である。染付とは、白い素地に酸化コバルトを含んだ顔料〔呉須〕で図柄を描き、透明な釉薬をかけて焼く藍色の模様の…
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芭蕉布を織る女たち -連帯の手わざ-
1981年 / カラー / 30分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
沖縄で最初に重要無形文化財の指定を受けた芭蕉布と、それを織る女たちの記録。芭蕉布作りの工程は、一貫して女たちの共同作業であり、工房では平良敏子さんを中心に若い女性たちから・・・
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伊勢型紙
Ise-Katagami
1977年 / カラー / 30分 企画 文化庁
江戸小紋など江戸時代に大いに発達した模様の染めは、多くは型紙によったが、そのすぐれた造形美を生み出したのは、知られざる職人たちであった。この映画は、そうした歴史を背景に…