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紬織-村上良子のわざ-
Tsumugi Silk Weaving: The Art of Murakami Ryōko
2024年 / カラー / 32分 企画 文化庁
紬織の代表的な作家の一人である村上良子は異なる色の緯糸(ぬきいと)を交差させながら文様を描いていく「綴織(つづれおり)」という手法を駆使し、これまで縞や絣が主流だった紬織の世界に絵画的表現を持ち込むことに成功した。
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木版摺更紗-鈴田滋人のわざ-
Woodblock-and-Stencil Sarasa: The Textile Art of Suzuta Shigeto
2023年 / カラー / 35分 企画 文化庁
鈴田滋人は、身近な植物や故郷(ふるさと)佐賀の自然を題材として作品を作ってきた。その高度な技術と緻密で洗練された作風で、2008年に重要無形文化財「木版摺更紗」の保持者として認定された。
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結城紬-本場結城紬技術保持会のわざ-
The Art of Yūki Tsumugi Silks Curated by the Association for the Preservation of Honba Yūki-tsumugi Weaving Techniques
2022年 / カラー / 47分 企画 文化庁
結城紬は、昭和31年に重要無形文化財に指定され、その保持団体として、昭和51年に本場結城紬技術保持会が認定を受けた。真綿からの手つむぎ・手くびりによる絣模様・いざり機での織りなどの伝統的な技術を会員が中心となって今に伝えている。
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蒔絵 -中野孝一のわざ-
Maki-e: The Lacquer Art of NAKANO Kōichi
2018年 / カラー / 37分 企画 文化庁
中野孝一は、平成22(2010)年、重要無形文化財「蒔絵」の保持者に認定された。 漆で描いた下絵に金粉や銀粉を蒔き、文様を表す蒔絵は、1200年以上の歴史を持つ日本の伝統的な工芸技法である。
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友禅 -二塚長生のわざ-
Yūzen: The Textile Art of Futatsuka Osao
2017年 / カラー / 36分 企画 文化庁
二塚長生は、平成22(2010)年、 重要無形文化財「友禅」の保持者に認定された。模様を糯糊で防染することで巧みに描かれる「糸目」。本来、彩色する色がはみ出ないようにして模様の輪郭線や…
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彫金 -山本晃のわざ-
Chōkin, Metal Chasing: The Art of Yamamoto Akira
2017年 / カラー / 36分 企画 文化庁
平成26(2014)年に重要無形文化財「彫金」の保持者に認定された山本晃が得意とする技法は、様々な色調の色金を駆使した…
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髹漆 -増村紀一郎のわざ-
Kyūshitsu: The Lacquer Art of Masumura Kiichirō
2016年 / カラー / 45分 企画 文化庁
形そのものの美しさを漆できわ立たせる増村紀一郎の髹漆。麻布や和紙を漆で貼り重ねる「乾漆」、皮を木型に張り込み漆で固める「漆皮」、麻紐を漆で固める「縄胎」。増村の作品は、様々な…
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佐賀錦 -古賀フミのわざ-
Saga-nisihki Weaving: The Art of KOGA Fumi
2016年 / カラー / 30分 企画 文化庁
細く裁断した和紙を経糸(たていと)に、絹の緯糸(よこいと)を組み合わせて文様を組む佐賀錦。曾祖母よりつづく佐賀錦の…
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瀬戸黒 -加藤孝造のわざ-
Setoguro: The Art of KATO Kozo
2014年 / カラー / 37分 企画 文化庁
瀬戸黒とは、志野、織部、黄瀬戸とともに、桃山時代の美濃で特殊な技法によって焼かれ始めた茶陶である。窯の温度が上がり…
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髹漆 -小森邦衞のわざ-
KYUSHITSU: The Art of KOMORI Kunie
2013年 / カラー / 37分 企画 文化庁
国の重要無形文化財「髹漆」の保持者、小森邦衞。小森にとって「髹漆」とは、自らが心に描く美を表現するための、漆塗りの高度な技術に他ならない。小森は、榡地(そじ)の造形に始まり…