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紬織 -佐々木苑子のわざ-
Tsumugi-ori Weaving: The Art of SASAKI Sonoko
2012年 / カラー / 33分 企画 文化庁
重要無形文化財「紬織」保持者、佐々木苑子。佐々木は、自己の内面を投影した創作絵絣による文様を、格調高い色糸とともに織り込んでいく。機が一越しひとこし打ち込まれるたびに、佐々木で…
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鉄釉陶器 -原清のわざ-
Iron Glass Pottery: The Art of HARA Kiyoshi
2011年 / カラー / 39分 企画 文化庁
「形が一つの実在であれば、陶器の文様というものは、夢でなければならない。」陶芸作家・原清は、石黒宗麿、清水卯一という二人の師から学んだ陶芸全般にわたる該博な知識をもとに…
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沈金 -前史雄のわざ-
CHINKIN: The Art of MAE Fumio
2010年 / カラー / 35分 企画 文化庁
この映画は、重要無形文化財「沈金」の保持者である前史雄が、自らが考案した沈金ノミ(角ノミ)を使い、沈金箱「幽玄」を完成させるまでを克明に記録したものである。微風にそよぐ竹林に…
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白磁 -井上萬二のわざ-
HAKUJI: The Art of INOUE Manji
2009年 / カラー / 35分 企画 文化庁
「白磁」は、有田において、主に染付や赤絵などの加飾の素地として発展してきたが、重要無形文化財「白磁」の保持者(人間国宝)井上萬二は、単なる素地にとどまらない白磁そのものの魅力を…
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桐塑人形 -林駒夫のわざ-
TOSO NINGYO DOLLS: The Art of HAYASHI Komao
2007年 / カラー / 37分 企画 文化庁
重要無形文化財「桐塑人形」の保持者、林駒夫が「左近の桜」を完成させる迄の制作工程を克明に記録。桐の挽き粉(おが屑)と生麩糊を練り上げた弾力性のある粘土状の素材を用いて制作する…
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刺繍 -福田喜重のわざ-
Japanese Embroidery: The Art of Fukuda Kijū
2005年 / カラー / 34分 企画 文化庁
刺繍はただひたすら一針一針刺していく、集中力と根気の必要な仕事である。重要無形文化財保持者、福田喜重が、日本の伝統工芸・刺繍の技術により、訪問着「和(やまと)」を完成させるまでを…
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彩なす首里の織物 宮平初子
2003年 / カラー / 40分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
太平洋戦争の惨禍によって失われた伝統織物の復興に尽くし、独自の工夫を重ねて「首里の織物」を現代に甦らせた染織家、重要無形文化財保持者(人間国宝)宮平初子の「手縞」(絣)と…
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萩焼 -十一代三輪休雪のわざ-
Hagi Ware: The Onihagi Tea Bowls of Miwa Kyūsetsu XI
2003年 / カラー / 37分 企画 文化庁
十一代・三輪休雪氏は、萩焼の三輪窯九代休雪(休和)について、家伝の伝統技法を修行した。その作風は、萩焼の伝統技法を受け…
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人形作家 秋山信子 -心やすらぐ人形を-
2001年 / カラー / 38分
企画 公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
人間国宝・秋山信子の人形は、沖縄八重山の風俗や芸能をはじめ、各地の祭礼行事を題材にして、情緒豊かな独自の様式を持っており、その作品のどれもが内面的な深さ、強さを感じさせる。
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民芸陶器(縄文象嵌)-島岡達三のわざ-
Pope-Patten Inlay: The Mingei Ceramics of SHIMAOKA Tatsuzō
1999年 / カラー / 37分 企画 文化庁
民芸の陶器作りの精神を受け継いだ島岡は、組紐を器面に転がして押痕を作り、そこに化粧土を埋める独自の縄文象嵌技法を確立した。その高度に洗練された穏やかで現代感覚にそった作風は…