カンブリア宮殿 フェアトレードカンパニー社長 サフィア・ミニーほか「世界を救う社会起業家たち!」
2008年7月21日放送
テレビ東京
利益ではなく、社会問題の解決を最優先させる”社会企業”。
欧米では、その存在は広く知られているが、日本での認知度はまだ低い。
そこで、番組はスペシャル企画として国内外で活躍する”社会起業家”にスポットを当てる。
第一部のゲストは、フェアトレードカンパニーのサフィア・ミニー社長。日本を拠点にビジネスを展開するイギリス人女性のサフィア社長は”フェアトレード “(発展途上国の生産者に適正な賃金を支払い、しかも持続的に仕事の場を提供することで、貧しい人々の自立をサポートする貿易)を始め、貧困に悩んでいたネパールやバングラディシュの生産者たちが自立できるようにした。
第二部のゲストは、カンボジアの児童買春問題に取り組むNPO法人 かものはしプロジェクトの村田早耶香共同代表と、病児保育問題に取り組むNPO法人フローレンスの駒崎弘樹代表理事。2人とも20代の若者だが、今、学生たちの間でも、社会貢献欲が高まりつつあり、大企業への就職ではなく、社会企業を目指す者が増えているという。
今、”働き方”に対する価値観が大きく変わろうとしている中、社会起業家という道を選んだ3人をゲストに招き、ビジネス=経済合理性によって社会問題を解決していくためのノウハウを聞く。