讃岐の馬節供

讃岐の馬節供

2009年 / カラー

 

企画 文化庁

 

香川県の西讃岐地方。旧暦の8月1日の八朔の日、はじめて男の子が生まれた家や初孫が誕生した家に母方の里からだんごの馬を贈り、子供のすこやかな成長を願う節供の行事が今も残っている。
これは、早稲の穂が実る八朔の頃、農民の間で初穂を恩人等に送る風習が古くからあり、田の実の節供ともいった。この「たのみ」を「頼み」にかけ、日頃お世話になっている人に、その恩を感謝する意味で贈り物をするようになった。
もともと室町時代の頃、武家が心に頼み思う人に馬やたちを進物するようになったのが始まりで、そうした武家社会の礼儀が一般化され、この地方では八朔を”馬節供”と言い、餅米で作っただんご馬を飾る風習が生まれた。床の間に飾られただんご馬は、祝宴の後、壊して親戚や近所に配る。
この作品は、讃岐地方に古くから伝わるこの馬節供の行事を、伝承地の紹介からだんご馬の製作、各地方の節供の様子、そして起源や由来を記録したものである。
(記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)

 

≪普及編≫30分

DVD ライブラリー版: 30,000円(税別)

DVD 個人版: 5,000円(税別)

文部科学省選定

≪記録編≫60分

DVD ライブラリー版: 30,000円(税別)

DVD 個人版: 5,000円(税別)