利休の茶

利休の茶

1988年 / カラー / 47分

 

堺の豪商の家に生まれ、豊臣秀吉に仕えた千利休は、侘びの茶の湯を完成させていった。映画は、映像としてはじめて本格的な資料にもとづいて、利休の茶の世界へ、造形の面から迫ろうとするものである。現在残されているゆかりの茶室・露地・茶道具を、可能な限り探りながら、利休の美意識と高い精神性をみていく。映像として初めて、本格的な資料にもとづいて、千利休の茶の世界へ主に造形の面から迫る。

 

〈収録〉
茶室、露地:待庵(国宝)、残月亭、不審庵、又隠(重文)、官休庵、燕庵(重文)など
茶道具:曜変天目茶碗(国宝)、青磁茶碗馬蝗絆(重文)、珠光天目、赤楽茶碗一文字、黒楽茶碗俊寛、割高台茶碗、利休尻膨茶入、黒棗再来、茶杓ゆがみ、茶杓泪など
絵画:夏景山水図(国宝)、漁村夕照図(国宝)など

 

文部省選定
毎日映画コンクール教育文化映画賞
キネマ旬報ベスト・テン第3位
東京都教育映画コンクール金賞
日本映画ペンクラブ推薦

 

16mmフィルム: 300,000円(税別)
DVD ライブラリー版: 50,000円(税別)
DVD 学校版: 25,000円(税別)
DVD 個人版: 5,000円(税別)